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ニュースリリース
平成21年1月5日
日本軽金属株式会社

社長年頭挨拶(要約)
 

 ご安全に。皆さん、明けましておめでとうございます。


 今年は世に言われている、百年に一度の大津波が世界経済に押し寄せています。私たちはグループ全員で力を合わせ、できることは全て行い、この大変な危機を乗り越えていかなければなりません。


 構造改革に取り組んでいる新日軽では、経営陣の若返りと組織の大幅な変更を行い、さらに三協立山アルミとの提携へと進めてきました。また、新製品や新規事業に関する設備投資につきましては、日軽金アクトのMAXUS生産ラインおよび上海工場、東洋アルミ・東海アルミ箔の太陽電池用バックシート生産ラインの建設などを進めてきました。


 しかしながら、米国の住宅、証券バブル崩壊にともなう金融危機が全世界に飛び火し、8月以降はエアーポケットに落ちたような資源価格の落ち込みが始まりました。環境の急変により、当社2008年度の業績見通しを下方修正しましたが、ここで皆さんにお願いしたいことは、一人ひとりが『危機感』を強く持ち、それぞれの職務に取り組んでいただきたいということです。


 まずは足元対策として、既に各部門で実行されていることですが、「塵も積もれば山となる」で、全員でありとあらゆる知恵を出して経費削減に努めてください。


 次が、中期経営計画の8つの方策を粘り強く実現していくことです。その中でも成長分野への事業領域の拡大、基盤ビジネス分野での需要創造、素材技術の一層の充実、人材の育成には特に力を入れていきます。


 「アルミのことなら日軽金」の言葉どおり、その分野でトップを走るビジネスが当社グループにはいくつもあります。その分野のトップを走ることは、お客様から悩み事の相談を最初に受けるチャンスが多いということです。すなわち顧客ニーズをいち早くつかめ、ビジネスに結び付けられるのです。ただ漫然と同じ事をしていたのでは、景気が回復に向かい始めた時に出遅れてしまいます。ピンチである今の時期にこそ、それをチャンスに変え、「アルミのことなら日軽金」とお客様に評価いただける分野をひとつでも増やす施策を検討・実施していきたいと思います。


 これを実現するため、日軽金グループの3つのエッセンスの徹底を改めてここにお願いします。その1つ目が、アルミとアルミ関連素材の用途開発をさらに進め、人々の暮らしの向上に貢献していくという、日軽金グループの使命です。2つ目は、この使命を達成するための経営手法としての、営業・開発・製造を一体化した「創って作って売る」の実践、商品ごとの営業利益管理の推進、マトリックス組織による商品開発と事業開発、海外への事業展開です。エッセンスの3つ目が、全員が自分の仕事に責任と誇りを持ち、伸び伸びと力を発揮できる職場作りを行い、長期的視点に立った人材育成を行うという、人材に関する考え方です。厳しい時期ではありますが、これら3つのエッセンスの中身を良く考え、事業運営に徹底していくことが、今の状況に耐え、筋肉質な企業体力をつけ、将来への展望を開いていくことに繋がると確信しています。


 この激動の年を日軽金グループ全員で力を合わせ、どんな事態でも乗り越えていくことをここで誓い、新年の挨拶とさせていただきます。
 

以 上


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