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平成23年10月26日
日本軽金属株式会社
当社工場からの硫酸アルミニウム流出について
当社越谷分工場（埼玉県越谷市）において製造している硫酸アルミニウム（水質浄化剤）が、平成23年10月14日から18日にかけて敷地内の雨水排水溝を経由して敷地外の水路（出羽堀第2号雨水幹線）に流出し、その結果、約300匹の魚を死なせたことが判明しましたのでお知らせいたします。
原因の詳細は現在調査中でありますが、敷地内の地下水をポンプにより汲み上げ、雨水排水溝に排出する際、その地下水に製品である硫酸アルミニウムが混入したものと推定されます。なお、流出した硫酸アルミニウムの量は約150kgと推定しています。
硫酸アルミニウムは水質浄化に利用される薬剤で毒性はありませんが、大量の水と混ざると白濁して水酸化アルミニウムとなり、沈殿する性質があります。水酸化アルミニウムも毒性はありませんが、白濁沈殿の量が多かったため魚のエラに付着し、呼吸ができなくなり死んだものと考えられます。
近隣の皆さま及び関係各位に多大なるご心配とご迷惑をお掛けいたしましたことを心よりお詫び申し上げ、白濁水の処理と死んだ魚の回収に努めるとともに、今後、このような事態を二度と起こさないよう万全を期してまいります。 |
本件に関するお問い合わせ：
日本軽金属株式会社 広報・IR室
TEL 03-5461-9333
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