重力鋳造法(TOMAQ)

清浄に溶湯を管理し、大量の水冷却で金型の温度コントロールを精緻に行い、完全な指向性凝固と高速凝固を可能にする重力鋳造法です。

製法の特徴

・鋳造欠陥が少ない ・冷却速度が速く、サイクルタイムが短い
                    ・低コスト化を実現 ・一般的な重力鋳造法に比べ多数個取りが可能
                    ・内部組織が緻密 ・機械的性質のバラツキが少ない
                    ・高強度/高靭性を実現 ・崩壊性中子を鋳造にも対応

TOMAQ製法を用いたアルミパイプ鋳包み技術

アルミパイプを高精度三次元曲げ技術によって加工し、
                    厳密な温度管理を行っているアルミ溶湯で鋳包む技術です。
                    油通路に鋳包みアルミパイプを用いた当社の
                    一体型キャリパボディ鋳造素材は、
                    高剛性と軽量化を同時に達成しました。(世界初)。

鉄引抜き中子を用いた鋳造技術

長尺パイプ形状の鉄中子を抜き勾配17分で引き抜く固有技術です。
                    一般的に使用される崩壊性中子に比べて
                    ガスの発生が少ないことから、良好な内部品質を得ることができます。

TOMAQ製法 強度グラフ

TOMAQ製法 強度グラフ

アルミパイプ鋳包み技術の特徴

複雑な通路を機械加工レスにて成形が可能。

同金属パイプを鋳包む為、異金属電蝕が起こらない。リサイクルも容易。

デスクキャリパー