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当社と共同開発を進めるAmaz社が「THE 3rd WORLD CHEMISTRY CONGRESS」にて「低CFP・低コスト型リチウムイオン電池の正極材料技術」を発表

2025年6月11日

各 位

日本軽金属株式会社

 

当社と共同開発を進めるAmaz社が「THE 3rd WORLD CHEMISTRY CONGRESS」にて
「低CFP・低コスト型リチウムイオン電池の正極材料技術」を発表

 

 当社がAmaz技術コンサルティング合同会社(以下:Amaz社)と共同で進めている、「低CFP※1国産リチウムイオン電池開発」に関し、5月12日に神戸で開催された国際会議「THE 3rd WORLD CHEMISTRY CONGRESS」にて、Amaz社が同開発に関連する一部について発表を行いました。

 「THE 3rd WORLD CHEMISTRY CONGRESS」は、化学・エネルギー分野の先端技術や持続可能なソリューションをテーマに、世界中の研究者・技術者が成果を発表する国際会議です。

 本発表では、国産リチウムイオン電池セルにおいて、コスト競争力と環境性能を両立させる新たな正極材料の開発アプローチについて紹介しました。

※1CFP:Carbon Footprint of Products(カーボンフットプリント)の略。

 

■THE 3rd WORLD CHEMISTRY CONGRESS:発表内容■

発 表 者 :Amaz技術コンサルティング合同会社(本社:兵庫県洲本市、代表社員:雨堤徹)

発表タイトル:Low-Cost Cathode Materials for Lithium-Ion Cell
(リチウムイオン電池用低コスト正極材料について)

発 表 概 要 :資源的に豊富で安価なスピネル系マンガン酸化物(LiMn2O4)に着目し、その高温特性やサイクル寿命の改善に向けた取り組みを報告。LiMn2O4に他の活物質を組み合わせることで、45℃環境下での劣化抑制効果が確認され、従来課題とされていた高温下での安定性において改善の兆しが示された。

英語版要旨 :Low-Cost Cathode Materials for Lithium-Ion Cell

 

■参考■

 プレスリリース:「低CFPの国産リチウムイオン電池セル開発をスタート」
 https://www.nikkeikinholdings.co.jp/news/news/p2024100201hd.html

 

 本技術は、リチウムイオン電池のさらなる普及とグリーンエネルギー社会の実現に向け、環境負荷低減・コスト低減を同時に実現する材料技術として、実用化を見据えた研究開発を継続しています。

 当社とAmaz社は、2025年度中の開発完了および量産技術の確立を目指し、今後も共同で開発を推進してまいります。

 

以 上

 

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当社と共同開発を進めるAmaz社が「THE 3rd WORLD CHEMISTRY CONGRESS」にて
「低CFP・低コスト型リチウムイオン電池の正極材料技術」を発表
(PDF)

 


本件に関するお問い合わせ:日本軽金属株式会社 新事業企画戦略部(TEL:03-6810-7176)
リリースに関するお問い合わせ:日本軽金属株式会社 広報室(TEL:03-6810-7160)

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