日本軽金属株式会社

マルチステークホルダー方針

当社は、お客様、従業員、取引先・協力企業、地域社会、株主・投資家など多様なステークホルダーとの価値共創が重要となっていることを踏まえ、日軽金グループ経営方針で定める経営理念「アルミニウムを核としたビジネスの創出を続けることによって、人々の暮らしの向上と地球環境の保護に貢献していく」、および基本方針のもと、マルチステークホルダーとの適切な協働に取り組んでまいります。また、日軽金グループとして取り組むべき経営上の重要課題(マテリアリティ)への積極的な取り組みによって生み出された収益・成果について、マルチステークホルダーへの適切な分配を行うことが、重要課題の一つである「従業員の幸せ」の実現やお客様が求める「価値」の提供による社会課題の解決につながるという観点から、従業員への還元や取引先への配慮が重要であることを踏まえ、以下の取組を進めてまいります。

1.従業員への還元

当社は、経営資源の成長分野への重点的な投入、従業員の能力開発やスキル向上等を通じて、持続的な成長と生産性向上に取り組み、付加価値の最大化に注力します。その上で、生み出した収益・成果に基づいて、「賃金決定の大原則」に則り、自社の状況を踏まえた適切な方法による賃金の引上げを行うとともに、それ以外の総合的な処遇改善としても、従業員のエンゲージメント向上や更なる生産性の向上に資するよう、人財投資(人材投資)を中心に積極的に取り組むことを通じて、従業員への持続的な還元を目指します。
(個別項目)
当社は、賃金の引上げについて、2015年以降に計6回の賃金改善(ベースアップおよび諸手当の増額)を実施してまいりました。今後も、労使協議等を通じ必要な賃金改善を検討してまいります。
また、人財投資について、社員食堂等の福利厚生施設への継続的な投資、テーマ別・職能別の各種研修・教育等を実施してまいりました。今後も、従業員の働きがいと働きやすさの向上に向けた総合的な処遇改善と人財育成に取り組んでまいります。

2.取引先への配慮

当社はパートナーシップ構築宣言の内容遵守に、引き続き、取り組んでまいります。

3.その他のステークホルダーに関する取組

当社は、日軽金グループとして取り組むべき経営上の重要課題として、以下の5テーマを掲げています。

  • ●地球環境保護
  • ●持続可能な価値提供
  • ●従業員の幸せ
  • ●責任ある調達・生産・供給
  • ●企業倫理・企業統治

当社は、日軽金グループとして、SDGsが目指す持続可能な社会の実現のために、アルミニウムに関する総合的かつ広範な事業領域を通じて貢献すべく、各課題の解決に向けて積極的に取り組んでまいります。

これらの項目について、取組状況の確認を行いつつ、着実な取組を進めてまいります。

以上

令和5年3月24日
日本軽金属株式会社  代表取締役社長 岡本 一郎

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