日本軽金属株式会社

  • ホーム
  • ニュースリリース
  • 新ゲートシステム「Passmooth(パスムース)」自動ドアから入る冬の冷気をシャットダウン病院(待合室)にて初採用

ニュースリリース

新ゲートシステム「Passmooth(パスムース)」自動ドアから入る冬の冷気をシャットダウン病院(待合室)にて初採用

2012年2月29日


日本軽金属株式会社
日軽産業株式会社

 

新ゲートシステム「Passmooth(パスムース)」
自動ドアから入る冬の冷気をシャットダウン
病院(待合室)にて初採用

  日本軽金属グループの日軽産業(株)(静岡市清水区、社長 竹中 諭)が、森ビル(株)、ナブコシステム(株)、ナブテスコ(株)、パナソニック(株)と共同で開発した新出入口システム「Passmooth(パスムース)」が、このたび、帝京大学医学部付属病院で採用されました。なお、当製品が共同開発者である森ビルグループの運営物件以外で、また、オフィス・商業ビル以外で採用されたのは初めてです。


  二重自動扉構造によって外気注入量を抑える「Passmooth」は、高層ビルにおいて風が吹き抜けるドラフト現象を抑制し、かつ空調効率を向上させる新出入口システムです。軽量化した折戸により、素早い開閉と本質的な安全性をも両立しています。
  帝京大学医学部付属病院(東京・板橋区)では、自動ドアからの冬の冷気流入が問題となっており、正面入り口に「Passmooth」の導入を決定。2012年始めから改修工事を行い、2月6日より運用を開始し従来の風除室に代わり高い空調効率を実現しています。


 
帝京大学医学部付属病院   正面入り口(6通路分)に設けられた「Passmooth」


なお、森ビルグループ運営物件においては、「上海環球金融中心」(中国・上海)、「六本木ヒルズ森タワー」(東京・港区)の展望台出入口などに設置しています。



「Passmooth(パスムース)」(軽量な新出入口システム)

「Passmooth」は、省エネルギー性、安全性の強化を実現した新ゲートシステムで、高層ビルにおいて風が吹き抜けるドラフト現象の抑制効果が高く、室内外の気圧の変化や温度差を抑える効果があります。
さらに、透過型センサーの採用や可動部における隙間の最小設計など、子どもにも配慮した安全設計で、2010年に「第4回キッズデザイン賞(主催:特定非営利法人キッズデザイン協議会、後援:経済産業省)」ユニバーサルセーフティ部門賞を受賞しました。
 



「Passmooth(パスムース)」の基本動作

主な特長

エネルギー性

  • 二重自動扉構造(インターロック制御)がドラフト現象を抑制。
    ⇒風除室効果により、ビル内の冷暖房効率が向上(省エネ効果の向上)。

安全性

  • 可動部分(扉)の超軽量化により安全性を向上(既存の同サイズの折戸の約30%減)。
  • ゲートセパレータの光電センサをGLから15cm、60cmの2カ所に設置。車いすやベビーカーの方も安全に通行できます。
  • 扉稼働部分隙間を最小(1.5mm)に設計、扉付き合わせ部にクッション性の高いゴムを使用し、さらに光電センサを縦に設定。光電センサが障害物を感知すると、扉は閉まることがなく、指詰め防止対策を徹底しています。
(※) インターロック制御:二重自動扉構造において、常に一方の扉のみが開き、同時に入扉・出扉が開くことがない機構。風除室効果を高め、ビル内温度や気圧の変化を抑制する



【参考資料】

外気流入量はスライド式自動扉に比べて約75%減(森ビルグループ物件の運用実績)

森ビルグループが運営する「上海環球金融中心」(中国・上海市)における2009年の冬季運用実績では、外気流入量はスライド式自動扉に比べて約75%減(1人通行時)、建物全体の空調用ガス使用量は約5.6%の削減につながりました。

(資料提供:森ビル株式会社様)





以上

【本件に関してのお問合せ先】
日軽産業株式会社 機能製品グループ 小西
TEL :03-5461-2007  FAX: 03-5461-2077  HP:www.nikkeisangyo.co.jp

ページトップに戻る