日本軽金属株式会社

ニュースリリース

高純度アルミナ製造設備の能力増強について

平成23年9月14日
日本軽金属株式会社

 

高純度アルミナ製造設備の能力増強について 

 日本軽金属株式会社(社長:石山喬、本社:東京都品川区)は、このたび、清水工場(静岡県静岡市清水区)における高純度アルミナ製造設備の能力増強工事を完了し、9月13日に竣工式を行いました。これにより、同工場における高純度アルミナの生産能力は年産300トンから年産1,000トンへと増加することとなり、10月より本格稼働いたします。

 
 高純度アルミナは従来からセラミックスの原料や蛍光材料などとして使われていますが、近年では、照明や液晶パネルなどで需要が増えているLED(発光ダイオード)のサファイア基板の原料として需要が急速に拡大しています。これに伴い、国内外のサファイアメーカーからは、原料である高純度アルミナへの引き合いが急増しており、当社ではこのようなニーズに対応するため、昨年9月に能力増強を決定し、増設工事に着手しました。投資額は約23億円で、高純度水酸化アルミ製造ライン、焼成炉および付帯設備などを建設いたしました。


 日本軽金属では、今後さらに需要が高まると予想されるLED分野において、お客様のより効率的な生産を実現するための高嵩密度製品のご提供など、高純度アルミナ製品の品揃えを一層充実させてまいります。


以上

リリースに関するお問い合わせ: 日本軽金属株式会社 広報・IR室 TEL:03-5461-9333

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