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ニュースリリース

タイの断熱パネル事業におけるノンフロンパネルへの全面切り替えについて

2014年9月19日

各 位

日本軽金属株式会社

タイの断熱パネル事業におけるノンフロンパネルへの全面切り替えについて

日本軽金属株式会社(社長:岡本 一郎、本社:東京都品川区)の100%子会社であるニッケイ・サイアム・アルミニウム・リミテッド(以下ニッケイ・サイアム、社長:杉田 俊一、本社:タイ王国パトゥムターニー県)は、2012年7月から東南アジアにおける食品低温流通用冷凍・冷蔵倉庫や食品加工工場向けの断熱パネルや、精密機械、電子部品生産におけるクリーンルーム用内装パネルなどの製造販売事業を行っております。このたびタイ国チョンブリ県にあるパネル工場において、製造設備の改良を行うことにより、製造工程で使用する発泡剤を、環境負荷が高い従来の「特定フロン(HCFC-141b)」から環境負荷が低い「シクロペンタン(C5H10)」へ全面切り替えを実施し、2014年10月より、ノンフロンパネルを販売してまいりますのでお知らせいたします。

ニッケイ・サイアムのパネル事業は、2012年の事業開始から2年あまりが経過し、設計から製造、施工までの各段階において優れた品質を安定的に提供することにより、お客様から高い評価を得ております。一方、パネルの製造工程におきましては、発泡剤としまして「特定フロン」を使用してまいりましたが、オゾン層の破壊や地球温暖化への影響などを考慮し、環境負荷の低い発泡剤としてシクロペンタンを使用することとしました。

シクロペンタンは、オゾン破壊係数はゼロ、地球温暖化係数も従来の特定フロンの1.5%と極めて低く、高い環境性能を持つ発泡剤です。なお、断熱パネル業界におけるシクロペンタンを使用しての生産は、タイ国内初の取り組みとなります(当社調べ)。

日本軽金属グループでは、今後も東南アジアを中心とする海外展開を積極的に進めるとともに、環境負荷の低い製品づくりに努めてまいります。

<写真>
施工事例
東南アジア(タイ)におけるクリーンルーム内装パネルの施工事例

以 上

リリースに関するお問い合わせ   日本軽金属株式会社 広報室 TEL:03-5461-9333

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