与えられた仕事に
自分なりの「プラスα」を
加えたい。
- 設備技術
- グループ素材センター
製造グループ
保全チーム
- 原 宏行
- 工学研究科 電気・電子工学専攻
2010年入社
- 2010年~
- グループ素材センター 製造グループ
保全チーム
生産設備及び建屋の保全対応
生産設備の安全・改善活動に伴う
設計と実施
設備保全及び新規建設案件に伴う
工事スケジュール調整及び
行政届出・業者対応など
2010年入社
設備の動作をパソコンと専用ソフトで一箇所でも変更すると、その設備が全く動かなくなってしまうことがあります。そのため、既存の動作を阻害しないように自分で設計したプログラムを実装して自分の意図した動きを実現したときが、プレッシャーを感じつつ、同時にやりがいを感じる瞬間です。
また、制御盤や制御の設計においては、その設備に同じ動作をさせるには何通りもの方法があります。
その動作をさせるためにはどうしたらよいのか、上司や先輩、同僚への報告や相談はもちろんですが、その前に、まずは自分で悩み、決断し、実行することが、「上手に好き勝手する」ということではないでしょうか。
現在の部署への配属当初は、協力会社との打ち合わせや、既存設備の保全工事や新規設備の導入工事についてのノウハウを先輩社員に同行して学んでいましたが、すぐに案件を任されるようになりました。 最初はいきなり任されることに動揺しましたが、上司や先輩、同僚、協力会社など、関わる全ての人とのコミュニケーションを通じて、任された案件を最後まで完遂することができ、ひと安心しました。
長期にわたり、
大切な生産設備を
守り続ける仕事です。
困難を感じるときは、既存の動作を阻害しないように新たな動作を追加する制御を考えることです。自分のミスが思いもよらない装置の動作を誘発してしまうこともありますので、一つのミスが、装置の故障や災害に繋がりかねないことを常に意識し、制御の変更の前には何度も事前チェックを行ってから、実装しています。
自分で悩み、調べ、考案した制御で装置が自分の意図した動きをしたときは、やはり「おもしろさ」を感じます。また、最初に決まった仕様にて設計を行っていても、仕様変更が入り再設計となってしまうこともあります。それに対し、即応できた時は達成感とやりがいを感じます。
これまでは既存設備の制御変更や改修をメインに行ってきましたが、既存の設備への新規機能の追加検討の提案や新規設備の導入時における工事対応など、自分のフィールドをもうひとつ増やせるように新たな課題に挑戦していきたいと思います。